教育
D-Wave社は、量子コンピューティングおよびD-Wave 技術についての授業を提供しています。弊社はトレーニング用資料と対話形式の実習付き教育法をD-Wave機ユーザーの組織に提供し、これはD-Wave機の物理学から先進の量子ソフトウェア開発に至るまでのすべてを網羅しています。
過去1年、弊社は世界中の多くの場所で何百人もの参加者に教育を行いました。最近のクラスは、以下の組織に行われました:
- ヒューム・センター(バージニア工科大学)
- XSEDE
- チューリッヒ・スーパーコンピューティング・センター
- SPAWAR
- CSC トレーニング・センター
- SMCEBI
- ロスアラモス国立研究所
- カナリー財団(スタンフォード大学)
- ハーディス・システム・デザイン
授業の内容:
量子コンピューティングとD-Wave システム入門コース(101)
量子コンピューティング入門は、丸1日のセミナーで、量子コンピューティングにどのようにアプローチするかについていくつかの方法をレビューし、また、特に断熱量子コンピューティングについて調べます。参加者は量子コンピューターのさまざまなタイプの潜在性について高いレベルで理解でき、そして、断熱量子コンピューティング、D-Wave システムのアーキテクチャー、プログラミング・モデルについて精通できるでしょう。
D-Wave システム・プログラミング・コース(201)
この授業は3 日間の講義ならびに実習形式のクラスです。実習は参加者各自が自分の量子アルゴリズムを開発するのに合わせて、サポート・スタッフが参加者の質問に答えながら進めていくステップ・バイ・ステップ形式の指導です。参加者は今日の量子技術に適した問題とそのアプリケーションの類型に触れることが出来ます。参加者はまずシミュレーター上で実習し、その後、実際のD-Wave 量子コンピューターを遠隔でプログラミングする実習へと進みます。
上級者向け量子コンピューティングおよび技術交換コース(301)
この授業は、D-Wave社の 科学者とD-Wave システム使用に経験の深いユーザーとの間での技術交換の場としてデザインされた2 日間のセッションです。参加者は最低でも6ヶ月間D-Wave システム上でプロジェクトを実行したことが必須条件です。この上級セッションで取り上げられるトピックスは、参加者がどういう場合を想定しているのか、どこに焦点を当てるのか、何にチャレンジしたいのか、どういう方向に進めたいのかによって、カスタマイズされます。