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7 Jul 2026

D-Wave、IDC MarketScape「2026年版 世界量子コンピューティング・ベンダー評価」の「リーダー」カテゴリーに選出されたわずか2社のうちの1社に

米国カリフォルニア州パロアルト、2026年7月7日:アニーリング方式とゲートモデル方式の両方のシステム、ソフトウェア、サービスを提供する唯一のデュアルプラットフォーム型量子コンピューティング企業、D-Wave Quantum Inc.(NYSE:QBTS、以下「D-Wave」または「当社」)は本日、「IDC MarketScape: 2026年版 世界量子コンピューティング・ベンダー評価」(文書番号US54125526、2026年6月、以下「IDC MarketScape」)において、リーダーに選出されたことを発表しました。IDC MarketScapeは、量子コンピューティング企業を現在の能力と将来戦略に基づいて評価しています。

IDC MarketScapeによると、D-Waveの主な強みは以下のとおりです。

幅広い本番導入実績。D-Waveの顧客による活用は研究実験の段階にとどまらず、製造、通信、小売、物流、防衛、研究コンピューティングの実運用ワークフローにまで広がっています。D-Waveによると、同社のシステムには2億件を超える問題が投入されており、2026年初頭時点でAdvantage2™システムの利用量は前年同期比314%増、Stride™ハイブリッドソルバーの利用量は過去6カ月間で114%増となりました。公表済みの導入事例には、Ford Otosanによる製造スケジューリング、NTTドコモによるネットワーク最適化、Pattison Food Groupによる要員スケジューリングがあります。

成熟したエンタープライズ向け利用環境とハイブリッド導入フレームワーク。Leap™クラウドプラットフォーム、Ocean™ SDK、Strideハイブリッドソルバー、Leap Quantum LaunchPad™オンボーディングプログラム、および体系化されたトレーニングカタログを組み合わせることで、企業での量子コンピューティング導入を遅らせがちなインフラや専門知識の障壁を低減します。企業は、専門的な量子プログラミング知識を必要とせず、最大200万変数を含む問題に量子支援型最適化を適用できます。また、伴走型オンボーディングプログラムにより、初期評価から本番導入まで段階的に移行できます。

量子アニーリングの適用領域を最適化から科学シミュレーションへ拡大。磁性材料シミュレーションおよび量子ダイナミクスに関する公表済みの研究は、材料科学、エレクトロニクス、医用画像処理、物理システムモデリングに関連する科学コンピューティング分野へ量子アニーリングを拡張する取り組みを積極的に進めています。

「IDC MarketScapeでリーダーに選出されたことは、当社の実行力、市場での実績、長期戦略を力強く裏付けるものだとD-Waveは考えています。」と、D-WaveのCEOであるアラン・バラッツ博士は述べています。「市場では、実際に成果を出せる企業と、いまだ約束を掲げるだけの企業との違いが明確になりつつあり、まさにその点でD-Waveの優位性は際立っています。私たちは一貫して、量子コンピューティングは実際の顧客が抱える現実の課題に対して、確かな価値を提供しなければならないと主張してきました。また、今回の評価は、D-Waveが未来をただ待っているのではなく、今まさに量子コンピューティングの価値を証明していることを裏付けるものだと考えています。」

IDC MarketScapeは次のように指摘しています。「D-WaveのLeapクラウドプラットフォームは、従来のエンタープライズ開発環境に統合されたサブスクリプション型モデルを通じて、量子システムとハイブリッドソルバーへのリアルタイムアクセスを提供しています。D-Waveによると、Leapプラットフォームは40か国以上で展開され、99.9%の可用性とSOC 2 Type 2認証を備えるほか、純粋な実験用途のアクセスモデルにとどまらない実運用ワークロードに対応するため、1秒未満のQPU応答時間を実現しています。同社のオープンソースPythonツールキットであるOcean SDKにより、開発者は使い慣れたプログラミングワークフローを用いてハイブリッド量子アプリケーションを構築できます。一方、Strideハイブリッドソルバーは、最大200万の変数および制約を含む最適化問題に対応します。」

同レポートはさらに、次のように述べています。「D-Waveの量子アニーリング・ロードマップは、同社の初期システムからAdvantage™システムを経て、2025年に一般提供を開始したD-Waveの第6世代プラットフォームであるAdvantage2™システムへと進化してきました。D-Waveは各世代を通じて、量子ビットの接続性、コヒーレンス、最適化処理のスケーラビリティ向上に注力してきました。初期のChimera™アーキテクチャからPegasus™トポロジーを経て、現行のZephyr™トポロジーへ移行したことで、より高密度なグラフ接続と変数間の柔軟な相互作用が可能になり、現実世界の最適化問題を量子アニーリング・ハードウェアにマッピングする際に必要な問題分割を削減できるようになりました。D-Waveによると、Advantage2™システムはコヒーレンスとエネルギースケーリングを改善し、より大規模な最適化および材料シミュレーションのワークロードに対応するとともに、前世代と比べて解の品質と実行効率を向上させています。」

IDC MarketScapeは次のように指摘しています。「今後を見据え、D-Waveのロードマップには、同社の量子アニーリングシステムの継続的な大規模化に加え、ゲートモデル量子コンピューティングへの展開の両方が含まれています。計画中のAdvantage3™システムは、マルチチップ構成の10万量子ビット・アーキテクチャを目標としています。ゲートモデル分野では、D-Waveは、超伝導制御システム、極低温技術、製造技術に関する専門知識など、量子アニーリング研究を通じて培った技術が、Quantum Circuits, Inc.の買収後に進める新たなゲートモデル・プラットフォーム戦略の基盤の一部を形成していると述べています。同社によると、デュアルレール量子ビット設計は物理ハードウェアレベルでネイティブなエラー検出を可能にし、エラー検出機能と99.9%以上のゲート忠実度を備えた高性能演算を実現します。」またIDC MarketScapeによると、「D-Waveのゲートモデル・プログラムにおける主なロードマップ上のマイルストーンには、初のフォールトトレラント・アルゴリズムを実行できる10論理量子ビット・システムを2030年に完成させること、および初期段階の量子化学と量子AIアプリケーションに対応可能な100論理量子ビット・システムを2032年に完成させることが含まれます。」

「IDC MarketScapeでD-Waveがリーダーに位置付けられたことは、導入障壁の低減に寄与する成熟したソフトウェアプラットフォームを通じて、企業ユーザーが量子コンピューティングをより利用しやすくすることに同社が注力している点を反映しています。」と、IDCのシニア・リサーチ・マネージャー兼グローバル量子コンピューティング調査責任者であるヘザー・ウェスト博士は述べています。「D-Waveは、ユーザー体験を簡素化し、組織が既存のワークフローに量子最適化を統合できるようにすることで、現時点で量子コンピューティングの企業顧客基盤の拡大に貢献しています。同時に、最適化向けに確立された量子アニーリング技術とゲート方式プラットフォームの開発を組み合わせた同社のデュアルプラットフォーム戦略は、市場の進化に伴い、より幅広い企業ワークロードに対応できる長期的な機会を拡大するものです。」

D-Waveは、既存のエンタープライズ環境やハイパフォーマンス・コンピューティング環境に統合可能な実用的量子ソリューションを求める組織が増える中で、今回の評価を受けたと考えています。IDC MarketScapeは次のように述べています。「その結果、競争軸は単純な量子ビット数から、より包括的なプラットフォームの成熟度へと移行しつつあります。主要ベンダーは、ソフトウェアエコシステム、ハイブリッド量子統合、体系化された顧客エンゲージメントプログラム、導入の柔軟性、量子システムを既存のハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)、AI、エンタープライズ・コンピューティング環境に統合する能力によって差別化を図っています。同時に、ベンダー各社がスケーラブルな誤り訂正型量子コンピューティングの実現に向けて異なる道筋を追求する中、市場は複数の量子ビット方式とアーキテクチャ上のアプローチへと多様化し続けています。」

IDC MarketScape「2026年版 世界量子コンピューティング・ベンダー評価」の無料抜粋版はこちらからご覧いただけます。

 

D-Wave Quantum Inc.について

D-Waveは、量子コンピューティングシステム、ソフトウェア、サービスの開発・提供をリードする企業です。世界で初めて量子コンピューターを商用提供した企業であり、アニーリング方式とゲートモデル方式の両方を網羅するデュアルプラットフォーム型の量子コンピューティング製品およびサービスを提供する世界初かつ唯一の企業です。D-Waveは、オンプレミスまたは99.9%の可用性と稼働率を備えたLeap™量子クラウドサービスを通じて利用できるエンタープライズグレードのシステムにより、顧客が量子コンピューティングの価値を今すぐ実現できるよう支援することを使命としています。民間、政府、研究分野の100を超える組織が、量子コンピューティングを活用して複雑な計算課題に取り組むため、D-Waveに信頼を寄せています。量子コンピューティングの価値を現在どのように実現できるか、またD-Waveが量子技術主導の未来の産業・社会の発展をどのように形作っているかについては、ホームページ「www.dwavequantum.com」をご覧ください。

IDC MarketScapeについて

IDC MarketScapeのベンダー評価モデルは、特定市場におけるテクノロジーおよびサービスのサプライヤーの競争力を概観することを目的としています。本調査では、定性・定量の両基準に基づく厳格な評価方法を採用し、各サプライヤーの市場内での位置付けを1つのグラフで示します。IDC MarketScapeは、テクノロジーサプライヤーの製品・サービス、能力・戦略、現在および将来の市場成功要因を有意義に比較できる明確な枠組みを提供します。また、この枠組は、テクノロジー購入者に対し、既存および採用候補となるサプライヤーの強みと弱みに関する360度の評価を提供します。

将来の予想に関する記述

本プレスリリースに含まれる一部の記述は、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義される将来の予想に関する記述です。場合によっては、「考える」、「可能性がある」、「予定である」、「あり得る」、「仮定する」、「希望する」、「期待する」、「意図する」、「計画する」、「予測する」、「傾向」、「見積もる」、「予想する」、「投影する」、「将来性」、「思われる」、「追求する」、「将来」、「見通し」、「予測」、「予測値」、「継続する」、「進行中」といった用語や、これらの否定語または類似語の使用により、将来の見通しに関する記述を特定することができます。ただし、すべての将来予想に関する記述にこれらの語が含まれるとは限りません。これらの記述には、リスク、不確実性、その他の要因が伴い、実際の結果が当該記述で明示または示唆された情報と大きく異なる可能性があり、将来の結果を示すものではない場合があります。これらの将来予想に関する記述は、経営陣の管理が及ばないさまざまな要因を含む多数のリスクおよび不確実性の影響を受けます。これには、当社の直近のForm 10-K年次報告書Part Iの「Item 1A. Risk Factors」、Form 10-Q四半期報告書Part IIの「Item 1A. Risk Factors」に記載された更新事項、ならびに当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出したその他の書類で説明されているリスクが含まれます。投資判断に際しては、本プレスリリースの将来予想に関する記述に過度に依拠しないでください。これらの記述は、本プレスリリース発表日現在に当社が入手可能な情報に基づいています。法律で義務付けられる場合を除き、当社はこの情報を更新する義務を負いません。

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